ストレスチェック義務化に関わる意識調査を実施!
オフィスポプロジェクトでは、ストレスチェック義務化を目前に控えた11月末、全国の20代〜60代のオフィスワーカー900名、総務・人事/労務担当者100名に対し、働く環境の意識に関わる調査を実施致しました。
調査結果は以下のとおりです。
■企業におけるホットテーマである「ストレスチェック義務化」「健康経営」は未浸透
全国のオフィスワーカーと総務・人事/労務担当者への労働環境2大テーマについての認知率は「ストレスチェック義務化」が3割程度にとどまり、「健康経営」は10%程度にとどまっており、行政からの情報発信はあるものの浸透していなのが実情となっています。
<ストレスチェック義務化認知>
<健康経営認知>
■ストレスチェック対策の取り組みはまだほとんど行われていない。
ストレスチェックの後のソリューションが用意されているのが2割程度。検討されているのが1割程度。7割もの会社が何も準備されていない状態です。また、今現状取り入れられて具体的な取り組みは、「ノー残業デー」の1点。それ以外の取り組みは10%にも満たないごく一部の取り組みとなっています。
<ストレスチェック制度に対する取り組み度合い>
<ストレス対策に取り入れている取り組み>
■オフィスのストレスは非常に高く、7割に到達!生産性にも大きく影響
このように、ストレス対策が現状取り入れられていない企業が多い中、オフィスでのストレスを感じてるという人は7割以上も存在します。また、そのストレスの影響が生産性に及ぶという人も5割を超えており、ストレス対策が極めて重要となります。
<オフィスでのストレス度>
<ストレスによる生産性への影響>
■ストレス対策には、ブレークタイムが重要!ブレークタイムのデザインがカギ!
ストレス対策に対して、現状のブレークタイムは「コーヒーや紅茶を飲む」が圧倒的に高く、続いて「おやつや間食を取る」が続きます。昨今、企業が昼寝を公認するところも現れており、実際に昼寝をするという人も3割近くいます。一方で、「身体を動かす」「体操する」などは2割以下とまだまだ低い状況。これからはブレークタイムを取るべき、という人が75%にも達しており、ストレス対策の課題となります。
<現状取られているブレークタイム>
<ブレークタイムを積極的に取り入れるべきか>
■オフィスで運動の受容性は、20代・30代女性が高く、火付け役のカギ!?
オフィスポの受容性、ヨガやキクササイズのまた各種目の受容性は、20代・30代の女性で高くなっています。オフィスポヨガは参加意向が5割を超え、オフィスポキクササイズでも3割を超えるスコア。未だストレス対策の導入がほとんどされていない状況の中で、20代・30代の女性がオフィスポの火付け役となる可能性が大。
<オフィスポの興味>
<オフィスポヨガの参加意向>
<オフィスポキクササイズの参加意向>
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<調査概要>
■調査対象:47都道府県の一般有職者 900人 / 総務・人事/労務担当者 100ss
■調査手法:インターネット調査
■調査日程:2015年11月17日(火)~11月19日(木)
■調査機関:電通マクロミルインサイト